2016/05/27


ミュージアム内イメージ 一部公開

ドラゴンクエストミュージアムのCMは、下記のページからご覧いただけます。
https://youtu.be/cfXrv5Y4c_o

テーマは「新たなドラゴンクエスト」の世界。
シリーズⅠからⅩまでそれぞれを、新しいコンセプトで再現します。

伝説のロト装備

主人公の肖像

ロト伝説の画廊

巨大!浮かぶ天空城

天空のジオラマ・ギャラリー

動き出す冒険の記録

制作者コメント

伝説のロト装備/肥後虎(ロトのつるぎ)

『品質、精度、性能、強度、美しさ、価値』を、とことん追求するのが、肥後虎の基本姿勢です。
この姿勢で、今回伝説のロトのつるぎを再現するにあたり、
細部に至るまで厳選した素材使いと、徹底した作り込みを施し、
歴代のロトの勇者たちが数多の戦いの中で、実際に使用していたかのような、
リアルな質感を追求しました。
外見だけではなく、剣の基本構造も真剣同様に再現し、
一定レベルの強度と操縦性も確保しています。

その存在感と完成度を、会場で体感して頂けましたら幸いです。

伝説のロト装備/丸武産業(ロトの兜・鎧・盾)

普段は日本の伝統的な甲冑の製作を行っています。日本の鎧は特殊なものもありますが、ほとんどは決まったパターンの中で形作っていきます。
今回のロトの鎧は、既存の鎧の型がないため、西洋鎧をベースに、イラストや、ゲーム画面などを参考にしながら、ファンの創造上でしかなかったものを、リアルに再現しております。
また、実際の防具としての性能と機動性を考え、実際に勇者が身に着けていたイメージを膨らませながら、今まで日本の甲冑の製作で培ったノウハウを駆使して制作を進めました。

ロト伝説の画廊/INEI(絵画

ドラゴンクエストの原点であるロト三部作(DQⅠ、Ⅱ、Ⅲ)の世界を描いています。
ゲームの世界の中に「ロトの物語」を描く画家が実際にいたら、一体どのようにこの壮大な物語を描いていくのだろう?というテーマで、それぞれの名場面を情感たっぷりに表現しています。
テレビ画面に表示されたドラクエらしい温かみのあるドット絵の向こうに、当時の私たちは壮大な世界を見ていました。その世界には雄大な山並みが広がり、恐ろしいモンスターの息遣いや松明の匂いがするダンジョンを迷いながら探検し、町のざわめきや鎧のカシャカシャした音が聞こえる荘厳なお城で王様に謁見していました。

そこからイメージを膨らませ、「あの時、あのボスと対面した勇者達はこんな光景を見ていたはずだ!」とか「あの宝物を手に入れた洞窟はこういう風になっていたに違いない!」などと妄想を膨らませて、ドラクエのサントラを聴きながらゲームの中の画家になりきって一枚一枚丁寧に楽しく描いています。

天空のジオラマギャラリー/海洋堂(ジオラマ)
今回のテーマは、「ドラゴンクエストの世界の疑似体験」です。見る人が、あたかもドラゴンクエストの数々の名シーンの中に居るような、リアルで臨場感あふれる作品を目指しています。

今回担当させていただく天空篇は、シリーズ屈指の深いストーリーや、魅力的なキャラクターが数多く登場する名場面にあふれた作品群です。

当時を想い出していただけるようなちょっとした工夫、それら一つひとつのシーン、キャラクターたちを、我々がこれまで培ってきた造形技術で精巧に再現しながら、ゲームでは描かれなかった表情などを立体で再現!!更に魅力を引き出すディテールにこだわった演出をちりばめ、見ている方々が思わず感情移入してしまうような、心を揺さぶるジオラマ表現を心掛けていきます。

キャラクターたちが織りなす豊かな表情、大胆&緻密に切り取ったシーン表現、立体物ならではのデフォルメの仕方など、臨場感とドキドキ感あふれる“リアルな天空篇”! どうぞ細部にまで目を凝らしてお楽しみください!

動き出す冒険の記録/atali(プロジェクションマッピング)
制作スタッフ一同、かつての冒険の記録を振り返るところからはじめました。
当時確かに、そこに息づいていた冒険者(自分達)の影を追いかけ、
それぞれの旅の印象的なシーンを紡ぎだしました。
かつての冒険者には蘇る記録として、
新たなる冒険者には先駆者の軌跡として、お楽しみいただければ幸いです。

オールスター集結バトルシアター/神風動画(シアタームービー)
今回のバトルシアターでは、展示会場をVRでシミュレートし、魔王たちの圧倒的な存在感などを意識したスクリーン配置と映像演出を行いました。
歴代主人公たちと歴代の大魔王に加え、まさかのあのキャラもバトルに参戦!
ファンにとっても自分にとっても、30周年という数々の冒険の蓄積から誕生した夢の対決となったのでは?と手応えを感じています。